2025.10.24
プラセンタ注射(自費診療)お取扱い開始のお知らせ
#お知らせ
プラセンタ注射とは
プラセンタとは、人の胎盤から作られた成分です。
動物性生薬としてのヒトの胎盤は「紫河車(しかしゃ)」と呼ばれ、益気・養血・補精の薬理作用があり、強壮薬として、疲労・虚弱などに用いられてきました(出典:漢薬の臨床応用)。
また「河車丸(かしゃがん)」という漢方方剤として、疲労や発熱の治療に使われていました。( 出典:婦人良方、1237年 )
効果
・内科的疾患:気管支喘息・肝機能障害・関節リウマチ
・整形外科的疾患:肩関節周囲炎・腰痛・膝関節痛
・婦人科的疾患:更年期症候群・乳汁分泌不全・月経困難・月経不順・不妊・冷え性
・皮膚科的疾患:アトピー性皮膚炎・肝斑
・アレルギー:花粉症・アレルギー性鼻炎
・精神科・心療内科的疾患:自律神経失調症・うつ病・不安神経症・不眠症
(医師からの報告例で、上記の疾患に有効である事が臨床的にわかっています)
価格
保険適応:1回500円(3割負担) ※適応:更年期障害(45〜59歳)など
自費
・プラセンタ(メルスモン)1A/1,100円(税込)
・プラセンタ(ラエンネック)1A/1,100円(税込)
※当日の診察が自費診療のみの場合は診察料2,200円(税込)がかかります。
予約方法
・WEB予約:予約画面より「WEB予約」→「初診の方」→「お悩みの症状、ご質問・ご要望など」に「プラセンタ希望」とお書きください。
・電話予約:医院にお電話ください。 電話番号:090-5080-6015
質問(プラセンタ Q&A)
Q. どれくらいの頻度で受けるのが良いですか?
A. 週に1〜2回のペースで継続していただくと、効果を感じやすいです。
Q. なぜ献血ができないのですか?
A. これまでヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射による変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の感染事例は報告されていません。しかし、ヒト由来の臓器から製造されているため、安全対策の一環として献血をご遠慮いただいております。
Q. どの部位に注射しますか?
A. 基本的に上腕に皮下注射で実施します。
Q. 当日、お風呂に入っても大丈夫ですか?
A. はい、入浴は可能です。ただし、注射部位が腫れたりした場合は、長時間の入浴は避けていただいた方が良いと思います。
Q. どれくらいで効果を感じられますか?
A. 効果を感じるまでの時間には個人差があり、また期待する効果によっても異なります。そのため、一概にどれくらいとはお伝えできません。
Q. メルスモンとラエンネックの違いは何ですか?
A. 胎盤エキスの含有量が多いのはラエンネックです。ただ、メルスモンのほうがpHが中性に近いため、ラエンネックに比べると痛みが少ないとされています。
Q. 一緒に服用してはいけない薬はありますか?
A. 特にありません。
Q. 皮下注射と筋肉注射の違いは何ですか?
A. 皮下注射は、pHや浸透圧が細胞外液と同じで、安全性の高い薬剤を投与する方法です。筋肉注射に比べると効果の発現はゆるやかですが、皮下組織は柔らかいため、痛みが少ないのが特徴です。
筋肉注射は、皮下注射に比べて約2倍の速さで薬剤が吸収されるため、効果が早く現れます。また、油性や混濁性の薬剤も投与でき、皮下注射より多くの量を投与することが可能です。ただし、筋肉に届くように深く刺すため、皮下注射よりも痛みを感じやすい傾向があります。
当院では、安全性と患者様への負担を考慮し、皮下注射での対応を行っております。
